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 古代から今日まで、サフランは、古代ギリシャ時代に「医術の父」と呼ばれていたヒポクラテスによりリウマチや痛風の治療に使用されていたことの記録が残されており、また、漢方薬及びインド伝統医学であるアーユルヴェーダ医学にも、更には古代エジプト王のファラオ時代の医療薬としても利用されております。
        

 サフランのクロシン成分(着色力となる要素でクロセチンとも言う)は、カロチン系の非酸化成分を豊富に含んでいるため、がん予防の働きがあることでも知られております。例えば、ニンジンとサフランを同重量で比較した場合、サフランに含まれているカロチンはニンジンの1000倍と言われております。また、医学分野におけるリサーチの結果、カロチンは、細胞のダメージ防止及び老化防止に非常に効果的であることが実証されており、クロシンが記憶をつかさどる大脳の神経細胞を活性化することで、健忘症やアルコールによる記憶障害の予防としても改善効果のあることが報道されております。

 サフランの成分には、血液成分のコレステロール及びトリグリセライドを低下させ動脈硬化を抑える働きがあると同時に、また、消化作用の働きや生理痛を和らげるなどの鎮静効果等があります。

 更に、気管支炎症状においては、排痰(はいたん)を促す効果も有り、その他、花粉症、冷え性、生理不順、イライラ、ヒステリー、更年期障害、神経症、ストレス、不眠症、眼精疲労、頭痛、めまい、消化不良等に効果があると言われています。

 また、成長過程に必要なビタミンB1、B2を多く含んでいます。

 そして、医学分野においては、副作用の無い天然の催淫剤としても用いられております。

【サフランのダイエット効果】

サフランダイエットは、サフラン自体が脂肪0(ゼロ)、カロリー0(ゼロ)なので、レシピ次第では、美味しく食べてダイエット効果を最大限に発揮させることができます。ダイエット食品にサフランを混ぜて、ご自分だけのオリジナルダイエットレシピを作ることもOK、また、レシピのページで紹介しているサフランの美味しさを最大限に味わえるダイエットレシピでも自然に無理なくダイエット効果が得られます。

ヨーロッパにおいては、肥満が増加傾向にある中、サフランのダイエット効果がクローズアップされており、「サフランを用いたダイエットメニュー」と称してサフランのレシピ特集が数多く誌面に掲載されております。よく掲載されるのは「サフランリゾット」、「サフランニョッキ」、「サフラン入りサルビア・ノチ・パスタ」、「サフラン入りポテト」、「サフランとグリンピースのパスタ」、「サフランスパゲティ」、「サフラン風味の魚介類パスタ」などですが、全て、当サイトのレシピのページに作り方を掲載しておりますのでご覧下さい。

サフランは、新陳代謝を促し、食べたものを脂肪分にせず、エネルギーに変える働きがあるので、サフランティーやサフランレシピなど、サフランを毎日とることと適切な運動をすることで、新陳代謝がよくなり、1、2か月するとダイエット効果が出始めます。

また、脳の中にある幸せのホルモンと呼ばれるセロトニンの値が不足すると、うつ症状や情緒不安定に陥り、そしてキレやすくなったりし、それを抑える薬を飲むと、薬によっては値が高くなり過ぎてセロトニン症候群(頭痛、めまい、嘔吐等)を発症します。中立レベルの値を維持できれば、幸せを感じる気持ちが高まり、気分がよくなるのです。サフランは、このセロトニンの値が中立のバランスを維持できるようにコントロールして、各症状を改善もしくは取り除きながらストレスを解消させる働きを促します。ですから、ストレスを解消しようとする間食や大食いを抑えるのにも大変効果があるのです。この効果を確認するために、2010年にアメリカの栄養研究調査団体「Nutrition Research」は、肥満体の2つのグループにサフラン有り無しの食事で2か月間実験したところ、サフランを食べないグループの体重がやや増加の傾向を示したのに対し、サフランを食べたグループの体重が顕著に減少したことを確認し公表しました。

更にNutrition Researchの実験の考察には、市販の粉状の低品質サフランでは効果も薄いことから、無農薬有機栽培されためしべ形状の赤い部分だけの高品質サフランを実験に使用しており、ダイエット、アンチエイジング、治療などを目的にするのであれば、高品質サフランを使用することを強く推奨すると記載されております。


【サフランのアンチエイジング効果】

サフランが昔から利用されてきた地域では、言い伝えにより、サフランのアンチエイジング(老化防止)効果があることが知られており、王様や貴族だけがその恩恵を受けていました。

現在では、サフランが非常に高いアンチエイジング効果のあることが医学的に証明されており、サフランの効能を知り、サフランを選択した方は、どなたでも簡単にアンチエイジング効果を得ることができるようになったのです。

アンチエイジング効果を得るために重要なことは、体内が活性酸素の影響を受けにくくすることです。人間は体の内側が酸化すると老化が進みます。体内の抗酸化力が活性酸素を抑えられなければ老いることになるし、抗酸化力が活性酸素よりも強く活動していればいつまでも若々しくいられるのです。

そのキー的存在の抗酸化力を強くする成分を極端に多く含む食べ物がサフランなのです。

アンチエイジングに効果のある栄養素はビタミンACEですが、サフランはこれらのビタミンが豊富で、更に、アンチエイジングには一際効果があるとされる食品成分カロテノイドを極端に多く含んでいます。特にベータカロチンの多い代表的な食べ物として赤・橙色や緑黄野菜のトマトや人参、カボチャ、ブロッコリー等がありますが、これらとは比較にならないほどサフランには多くのベータカロチンやもう一つの重要な成分のクロシンを含んでいるのです。

ですから、サフランティーを毎日飲み、サフランレシピを多く取り入れることで、優れたアンチエイジング効果が得られるのです。

但し、残留農薬や放射線による細胞へのダメージなどは、アンチエイジングどころか、悪性腫瘍、動脈硬化等の発症を促すことになるので、ただちに健康への被害は無いとは言え、長期的に悪影響を及ぼすことは否定できません。ですから、サフランであれば何でもよいというわけではありません。無農薬有機栽培で、且つ、形の見える赤い部分だけのサフランめしべをお求めいただくことで、病気を予防できると同時に、確実で効率の良いアンチエイジングをお約束することにつながるのです。


【サフランの黄色色素、大腸がん予防に効果 】

香辛料や食品着色料の原料となる植物、サフランの雌しべなどに含まれる黄色色素が、大腸がんの予防に効果があることを、東海中央病院(岐阜県各務原市)の川端邦裕内科医や長崎国際大学薬学部などの研究グループが突き止めた。研究成果は、20126月22日から岐阜市で開催された日本がん予防学会で発表された。

この黄色色素は、緑黄色野菜などに含まれる化合物カロテノイドの一種「クロシン」。
研究グループは、
2011年4月から1年かけて、発がん性物質を投与した生後4週目のマウスに、3種類の濃度のクロシンを混ぜた餌を与え、変化を調べた。

マウスの大腸内にがん細胞が出来るかどうか、がんによる大腸粘膜の炎症の様子を比較したところ、実験開始から18週目には、クロシンを投与していないマウスでは1匹あたり3.15個のがん細胞が確認された。
しかし、クロシンの濃度が高い餌を食べたマウスは、がん細胞が平均
0.5個に抑えられたという。

2012623日付けの読売新聞に掲載された記事からの抜粋で、サフランに含まれる「クロシン」が、がん細胞発生を抑える効果の有ることを公表されたものです。)


下記は、ブログ記事「サフランの効能&サフラン料理」からの抜粋です。

・・・次の病気に効果があることが確認されており、歴史記録にも残っています。その病名は、「呼吸困難」、「胆石」、「生理痛」、「胃潰瘍」、「切り傷」、「口内炎」、「不整脈」、「黄疸(おうだん)」、「便秘」、「下痢」、「目の病気」、「耳の病気」、「肝臓病」、「吐き気」、「関節痛」、「精神病(うつ病等)」・・・

・・・放射線によって生じた細胞損傷にも効果あり・・・
現在までに公表された報道記事を要約すると、放射線によって生じた活性酸素が細胞を損傷させ、低線量で更なる細胞損傷を加速させることになり、癌などの悪性腫瘍、動脈硬化、心臓病、脳梗塞を含む多くの症状を引き起こしますが、カルテノイドを多く含むサフランがそれらの発症を抑制すると言うことです。
  このブログ記事を見る!!(←クリック)

2016年6月の放射線医学県民健康管理センターは、福島原発事故5年後の18歳以下を対象とした甲状腺がん調査結果を発表した。調査結果を見ると、胞診等による悪性ないし悪性疑いがあると診断された人は116人もいることが分かった。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/167944.pdf

カロテノイド(βカロチン)を多く含む代表的な食べ物にはカボチャやニンジンなどがありますが、カロテノイドが0.008%と豊富に含むニンジンの更に1000倍のカロテノイドが含まれている食べ物がサフランです。
がん細胞の発生を抑制する「βカロチン」や「クロシン」を含む食べ物を多く摂取して、がん発生に起因する悪玉活性酸素を退治しましょう!


めしべの形をしたサフランをお奨めする理由

粉状で市販されているサフランを調べた結果、黄色への着色を目的としたサフラン以外の他の着色材や赤い雌しべ以外の全く効果の無い部分が混入しているケースが多く見られました。

サフランのめしべは、粉状に加工した瞬間から香りや味覚が飛んでしまうので味覚や香りも薄くなり、本来のサフランの美味しさは味わえませんし、また、カロテノイドのβカロチンやクロシン等の成分も劣化・減少するのでサフランの効能・効果も期待できません。

ダイエット効果、アンチエイジング効果、治療効果など、サフランの効果を最大限に活かすためには、めしべの形が見える状態のサフランをお求め頂くように強く推奨いたします。


妊娠中の方やアレルギー症の方へ。また、大量摂取に要注意。
妊娠中の方がサフランを食べられる際は、堕胎作用、子宮収縮作用、通経作用に注意が必要なので、サフランの妊娠への影響を医師にご確認されるようお願い致します。

オリーブ属、オカヒジキ属、ドクムギ属の植物に過敏症がある人はアレルギー症状に注意が必要です。

一度に5g(50)以上を大量に摂取すると重篤な副作用が出る恐れがあります。

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